【ミニマリスト×防災】必要最低限の備蓄・防災グッズ・防災セット~私が実践している3つのこと~

防災対策全般
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ミニマリストは、自分の人生で本当に必要なものを見極めて、必要最低限のモノで暮らしていく生き方です。私は2020年ごろからミニマリスト生活を始めており、今では家の中に自分のモノはほとんどなくなりました。

一方で、「防災」のためには平時からモノを蓄えておくことが求められます。ミニマリストを極めすぎて、何も備蓄をしていないと、災害時に非常に困ることになります。

この記事では、ミニマリストを実践する私の実体験を踏まえ、ミニマリストの人の災害の備え方について解説します。具体的には、私が実践している以下3点について解説します。

  • 被災リスクが低い土地に住むことでモノを減らす。
  • モノを最小限にして高いところに置かない
  • ミニマリストであっても必要な備蓄はしっかりと行う

↓ミニマリストに関する参考書籍(内容は非常に面白く、防災についても触れられています)

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ミニマリストのメリット~防災の観点から~

ミニマリストになるメリットはいくつかありますが、その1つとして「地震が来てもモノが倒れてこない」ことが挙げられます。

日本は世界的に見ても非常に地震が多い国で、M6.0以上の地震を見ると、世界全体の20%は日本で発生しています。過去の大きな地震を振り返ると、家具の転倒やモノの落下などで被災した事例が多くあります。皆様の家にも、自分の身長よりも高い場所にモノが置かれてはいないでしょうか。

防災に関して、ミニマリストの最大のメリットは、モノが転倒や落下するリスクが低いことです。

特に小さい子供がいる家庭では大きな安心感に繋がります。例え机の上からの落下であっても、小さい子供に直撃してしまえば大きな怪我を負うリスクがあります。

”モノを少なくする”ことが被災リスクを小さくする手段の1つであると言えます。

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私が実践している3つのこと

際の私の部屋

ミニマリストの私が実践していることを3つ紹介します。

被災リスクが低い土地に住むことでモノを減らす

私が実践していることの1つ目は、「被災リスクが低い土地に住む」です。

被災リスクを減らす具体的な方法
  • 耐震等級の高い家に住むことで、家が倒壊するリスクを減らす。
  • 台地の上の地盤条件の良い土地に住むことで、浸水や土砂災害、液状化などのリスクを減らす。

私は耐震等級3の家の住むことで、地震で家が倒壊するリスクを可能な限り小さくしています。また、地形やハザードマップを確認することで、浸水や土砂災害、液状化リスクの非常に低い土地に住んでいます。

読者
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被災リスクを減らすことが、なぜモノを減らすことに繋がるの?

  • 被災リスクが低い場所に住んでいれば、避難所に避難する必要がなくなるので、持ち出し用の避難グッズが不要になる。
  • 浸水に備えた土嚢袋などの防災用品の準備が不要になる。

防災で最も重要なことは、被災リスクの高い場所に住まないことです。災害時には一時的にライフラインは停止しますが、自宅が倒壊や浸水しなければ、ライフライン復旧後はこれまで通り生活ができます。一方で、自宅が被災をしてしまうと、避難所等での避難生活が必要となりますし、自宅の復旧などにも多大な労力とお金がかかります。

また、この記事の読者のようなミニマリストの方にとっては、上で紹介しように被災リスクの低い土地に住むことで、避難グッズや防災用品の準備が不要になり、モノを減らすことができます。まずは被災リスクの低い土地に住むことを考えることをオススメします。

水害リスクの把握方法を知りたい方はこちら

結論
  • 耐震等級の高い家や被災リスクの低い土地に住むことで、在宅避難が可能となる。
  • それにより、持ち出し用の避難グッズが不要になる。

モノを最小限にして高いところに置かない

実践していることの2つ目は、「高いところにモノを置かない」です。以下のグラフは、東日本大震災におけるアンケート調査結果です。

出典:家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック(東京消防庁)

調査結果から、どの階にいても家具等の転倒や落下・移動が発生しており、特に高層階ではその割合が大きくなることがわかります。

家具は壁に固定することである程度転倒を防ぐことはできますが、例えば本棚の上の置物などは地震により転倒してくる恐れがあります。高いところにあるモノは基本的に落ちてくると考え、全てをしっかりと固定しておくか、モノを置かないようにする必要があります。

私はミニマリストを実践しており、目線よりも高さのある家具類は置いていません。当然、目線よりも高い位置にモノが置かれることもありません。そのため、大きな地震が来てもモノの転倒や落下で怪我をするリスクは非常に低くなっています。

結論
  • 地震が発生すると家具等の転落や落下・移動が発生する
  • モノを減らし、高いところにモノを置かないことで、モノの落下などのリスクを減らす

ミニマリストであっても必要な備蓄はしっかりと行う

出典:首相官邸ホームページ

実践していることの3つ目は、「備蓄はしっかりと行う」です。これはミニマリストの人が見落としがちですので、備蓄をしていない人は是非この記事をご覧いただければと思います。

大きな災害が発生した時、一般的に3日間は行政からの支援物資は届かないと言われています。これは、発災後3日間は行政は人命の救助・救命に全力を注ぐためです。そのため、自宅に最低3日間の水や食料が無ければ、その間は飲まず食わずの状態になることも十分に考えられます。

ミニマリストの人で、家の中にお菓子や備蓄飲料水、備蓄食料を全く持っていなければ、行政からの支援物資が届くまでの間、何も口にすることができなくなります。まずはこの状況をあらかじめ認識しておくことが重要です。

備蓄の必要日数を知りたい方はこちら

ミニマリストは無駄を極力減らすことに力を注ぎますが、防災は平時からの無駄をある程度許容することが重要です。備蓄はまさにその典型で、災害が発生しなければ無駄でしかありません。

大きな災害が発生すると、備蓄が無ければ生死に関わります。備蓄は一見無駄に見えますが、災害時のことを想定して平時から準備をしておくことをオススメします。

結論
  • 備蓄をしておかないと災害発生時の飲料・食料が無くなる
  • 必要量備蓄をしておくことで生活が困難となるリスクを減らす

ミニマリストにオススメの防災セット

備蓄の必要性はわかるけど、必要最小限のモノだけにしたい。

ミニマリストのこんな悩みを解決するオススメの備蓄グッズを紹介します。

それは”防災セット”です。防災セットは、必要最小限のモノがコンパクトにまとめられてセットで販売されています。そのため、これ1つ購入しておけば安心です。

防災セットで国内トップクラスの実績を持つ防災セットメーカー”LA・PITA”の防災セットが特にオススメです。厳選された防災グッズが詰め込まれており、これを購入しておけば心配はありません。

↓”LA・PITA”の防災セット

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まとめ

実際にミニマリストを実践する一人として、ミニマリストの防災対策について解説しました。具体的には、私は以下3点を取り組んでいます。

  • 被災リスクが低い土地に住むことでモノを減らす。
  • モノを最小限にして高いところに置かない
  • ミニマリストであっても必要な備蓄はしっかりと行う

このうち、2点目の「モノを最小限にして高いところに置かない」はミニマリストと相性が良いのですが、3点目の「備蓄はしっかりと行う」は軽視されがちです。

ですが、ミニマリストであっても備蓄は非常に重要です。平時から災害時のことを想定して、必要量の備蓄は行っておくようにしましょう。

↓ミニマリストに関する参考書籍(内容は非常に面白く、防災についても触れられています)

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