オススメの非常食・備蓄食料を紹介～アルファ化米、レトルト食品、ようかん等～

この記事はそんな要望に応えます。昔は非常食というと乾パンのイメージでしたが、今は本当に多種多様な非常食が発売されています。味も格段に向上しており、ハズレは少ないですが、種類が豊富で何を買ったらいいかわからないという人も多いと思います。

そこでこの記事では、オススメの非常食を紹介します。非常食を選ぶ時のポイントとしては以下が挙げられます。

• 美味しさ
• 調理のしやすさ
• 保存期間の長さ

この３点について検証した結果、絶対にオススメできる商品を厳選しましたので、これから非常食の購入を考えている人は是非この記事を最後までご覧ください。

非常食の選び方

非常食を選ぶ時のポイントを３つ紹介します。

【選ぶポイント①】美味しさ

最近発売されている非常食は美味しいものが多いので、あまり気にする必要はないのかもしれませんが、「美味しさ」はやはり重要です。３日間から１週間程度食べても飽きの来ないものを揃えておくようにしましょう。

避難生活中は栄養が偏ることにより体調を崩すことも想定されます。栄養が偏らないように栄養のあるレトルト食品も保管しておきましょう。また、避難生活中に体調を崩したことを想定して、柔らかくてマイルドな食品も保管しておきましょう。

普段から食べなれている食材（例えばカレーやカップ麺など）も保管しておくこともオススメです。

【選ぶポイント②】調理のしやすさ

災害時はライフラインが停止することが想定されます。そのような場合でも簡単に調理ができる非常食を準備しておくことが重要です。

缶詰などの調理が全く必要のない食べ物や、アルファ化米のような水を注ぐだけで食べられるものがオススメです。また、カセットコンロを準備しておけば、お湯を使うカップラーメンなども食べることができます。こういった調理のしやすい食べ物を中心に備蓄しておくようにしましょう。

【選ぶポイント③】保存期間の長さ

災害が発生した時に備蓄食料を見てみたら全て賞味期限が切れていた、、、なんてことが無いよう、できる限り保存期間の長いものを購入しておき、定期的に賞味期限をチェックするようにしましょう。

アルファ化米であれば５年程度持ちますが、レトルト食品であればもう少し短いものもあります。保存期間が１年未満だと頻繁に買い替えなければいけませんので、できる限り１年以上のものを選んでおくと良いでしょう。

オススメの非常食・備蓄食料

アルファ化米

最初に紹介するのはアルファ化米です。アルファ化米とは、ご飯を急速乾燥させたもので、水や熱湯を注ぐことで美味しいご飯に戻るお米のことで、長期間保存ができるため非常食として販売されています。

「アルファー食品株式会社」の安心米シリーズは、スプーンが付いていて、水もしくは熱湯を注ぐだけで食べられます。ドライカレーや五目ごはんなど、色々な味があるため飽きにくく、５年間常温での保存が可能です。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★★☆
保存期間の長さ	★★★★★

レトルト食品

レトルト食品は多種多様ですが、ここでは「カゴメ」の野菜たっぷりスープを紹介します。避難生活はどうしても栄養が偏ります。カップ麺ばかりを食べていると体調を崩してしまう恐れがありますので、野菜たっぷりスープを保管しておくことをオススメします。保存期間が5.5年と長く、レトルトタイプですので常温でそのまま食べられるのも魅力です。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★★★
保存期間の長さ	★★★★★

パスタ

「S.I.O.Japan」のその場deパスタもオススメの非常食の１つです。こだわりのパスタソースで普段食べているパスタと同様の美味しさを味わうことができます。お湯を注いで３分間待つだけで食べることができます。また、保存期間は５年と長いのも特徴です。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★☆☆
保存期間の長さ	★★★★★

カップ麺

普段食べているカップ麺も非常食としていくつか確保しておくことをオススメします。お湯が無いと作れないので、お湯を作るためのカセットコンロを一緒に準備しておくようにしましょう。カップ麺の欠点としては、保存期間が半年程度と短いことです。そのため、日常食としても食べながら一定量を補完しておく”ローリングストック”という方法で備蓄しておくことをオススメします。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★☆☆
保存期間の長さ	★☆☆☆☆

パン

「杉田エース株式会社」のチョコデニッシュもオススメの非常食の１つです。非常食のパンというと、パサパサのイメージがあるかもしれませんが、このチョコデニッシュはしっとりしていて、非常に食べやすいのが特徴です。缶を開けるとそのまま食べられますので、調理不要ですぐに食べることができます。保存期間は３年となっており、保存食としては十分な長さとなっています。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★★★
保存期間の長さ	★★★☆☆

お餅

「東京コロニー」から発売されている即席乾燥餅シリーズもオススメの商品です。味が美味しいのはもちろんですが、水に３分間浸すだけで食べられる調理のしやすさも魅力的です。また、開封なければ５年間保存できますので、長期保管も可能です。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★★☆
保存期間の長さ	★★★★★

ようかん

避難生活に疲れてきた時に、甘いものがあると気分が晴れやかになります。井村屋のえいようかんは、すっきりした甘さで美味しく、５年間の長期保存が可能なため、備蓄食料に加えておくことをオススメします。美味しいだけでなく、カロリー補給もでき、１個食べるとご飯一杯分のカロリーを補給することができます。

美味しさ	★★★★★
調理のしやすさ	★★★★★
保存期間の長さ	★★★★★

まとめ

この記事では、オススメの非常食・備蓄食料を紹介しました。「非常食＝乾パン」というのは遠い昔の話で、最近は多種多様な非常食が各メーカーから発売されています。

備蓄は、最低でも３日間、できれば１週間以上確保しておくことが求められています。例えば３人家族が１週間過ごすためには、63食(=3人×3食×7日)分が必要になります。この間、カップ麺だけでは味に飽きてしまいますし、栄養が偏ることにより体調を崩す恐れもあります。そうならないためにも、上で紹介した非常食をバランスよく購入し、”いざ”という時に備えていただければと思います。