【防災グッズ】停電時にオススメの非常用発電機・ポータブル電源・予備バッテリーの種類と特徴

防災グッズ/備蓄/他
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災害時には停電すると思うけど、停電をするとどんな影響があるのかな?

停電に備えて非常用の電源を確保しておきたいけど、非常用電源の種類が多くて何が良いかわからない。誰か解説してほしい。

災害時にライフラインが停止することはよくあります。この記事では、災害時の停電に備えて一般家庭準備しておくべき非常用電源について解説します。具体的にはこの記事を読むことで以下のことがわかります。

  • 停電をするとどんな悲惨な状況になるか。
  • 非常用電源の種類と特徴は。

停電により起こり得る悲惨な状況

過去を振り返ると、大きな災害が発生した時は大規模な停電が発生しています。2011年の東日本大震災では発災直後に約450万戸もの大規模な停電が発生しました。また、2018年に発生した北海道胆振東部地震では、北海道全域が停電する非常事態となり、最大で約295万戸の停電が発生しました。

電気は最も重要なライフラインです。停電すると、普段使っているスマートフォンが使えなくなり、連絡手段が途絶するおそれがあります。また、家電を使うことができなくなり、冷蔵庫が止まることで食べ物が腐ったり、オール電化の家庭ではお風呂を沸かすことができなくなります。さらに、エアコンが使えなくなることで、部屋を暖めたり冷やすことができなくなります。

私たちは電気に依存して生きており、電気がなくなると、生活に支障をきたします。災害による停電に備えて、非常用の電源を確保しておくことがとても重要になります。

非常用電源の種類と特徴

非常用電源には多くの種類がありますが、この記事では以下の4つについて解説します。

種類容量・発電量価格使用目的
モバイルバッテリースマホの充電
ポータブル電源一部家電の使用
非常用発電機(カセットコンロ)一部家電の使用
非常用発電機(ガソリン)特大家電の使用

モバイルバッテリー

停電時にはスマートフォンの充電ができないことにより電池切れを起こし、通信手段が途絶してしまう恐れがあります。そのような場合に備えて、予備バッテリー(モバイルバッテリー)を持っておくと安心です。

モバイルバッテリーの商品を選ぶ時に、まずはバッテリー容量(mAh)を確認し、できる限り容量が大きいものを選びましょう。スマートフォンを2回以上充電する場合やパソコンを充電する場合には、最低でも10,000mAh以上のものを選ぶようにしましょう。

【オススメ第1位】Anker

モバイルバッテリーのオススメは、Ankerの製品です。容量が大きくコンパクトで、価格もお手頃です。容量は何と20,000mAhで、価格は4,000円前後です。スマートフォンの充電用として持っておくなら、Ankerに勝るものはありません。この容量で重さは343gと、他の製品よりも軽くて持ち運びがしやすいのが特徴です。

【オススメ第2位】エイデータ

続いてのオススメはエイデータのモバイルバッテリーです。エイデータは台湾に本社があるメモリのメーカーです。こちらの製品も容量が20,000mAhと大容量でオススメの製品で、電池の残量がディスプレイで確認できます。重さは365gと比較的軽量で、ポートが4つあるので、複数台の同時充電も可能です。

【オススメ第3位】エレコム

オススメ第3位としてエレコムのモバイルバッテリーを紹介します。パソコン周辺機器で有名なエレコムのモバイルバッテリーは、容量が20,000mAhと大容量のオススメの製品です。ポートは2つあるため、2台同時に充電することができます。重量は435gと比較的重めです。

ポータブル電源

ポータブル電源を持っておくと、一部の家電が使えるようになります。ポータブル電源は種類が豊富ですが、災害時の使用を想定するなら、容量1000Wh以上の大容量の製品を選んでおくと良いでしょう。

用途に合わせて出力端子の種類も確認しておくことが必要です。家電を使うのであれば、ACポートが必要になります。また、スマートフォンやタブレット端末の充電用に使うならUSBポートがあると便利です。

また、ポータブル電源の出力波形にも注意が必要です。波形は正弦波・修正正弦波(疑似正弦波)・短形波の3種類に分かれますが、正弦波は家庭用のコンセントと同じ波形なので、正弦波の商品を選んでおくと安心です。修正正弦波や短形波の商品は、安価なのが特徴ですが、使えない家電もありますので、事前によく調べてから購入するようにしましょう。

購入する前には、周波数を調べておくことも必要です。家庭用のコンセントは50Hzと60Hzに分かれています。周波数が合わないと、家電が故障してしまうリスクもあります。50Hzと60Hzの両方に対応しているポータブル電源もありますので、事前に確認しておきましょう。

【オススメ第1位】EcoFlow

オススメの第1位はEcoFlowのポータブル電源です。1612Whと大容量で、災害時にも家電を使うことができます。定格出力は2,000Wで、瞬間最大出力は4,200Wとなります。数あるポータブル電源の中で、最も容量の大きいモデルの1つであり、災害に備えて持っておくと心強い製品です。

【オススメ第2位】Jackery

続いてのオススメはJackeryのポータブル電源です。容量が1,500Wh以上と大きく、純正弦波ですので安心して家電を使うことができます。定格出力は1,800Wと非常に高いスペックの製品です。

【オススメ第3位】JVCケンウッド

オススメ第3位としてJVCケンウッドのポータブル電源を紹介します。この製品は1,000W(瞬間最大2,000W)の出力が可能な製品で、小型冷蔵庫など1,000W以下の家電であれば使用することができます。金額も上の2第と比較すると安価ですので、購入する際の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

非常用発電機(カセットボンベ)

ポータブル電源でもまだ不安という人は、非常用発電機の購入を検討してみては如何でしょうか。非常用発電機は、カセットボンベで発電するものや、ガソリンで発電するものなどがあります。

ガソリンを携行缶で常時家庭の保管しておくのはハードルが高いですが、カセットボンベであればスーパーマーケットでも安価に購入することができます。また、ガソリンと比べると安全であるため、一般家庭で使うにはカセットボンベ式の非常用発電機が現実的です。一方で、カセットボンベ式の非常用発電機は、ガス1本での発電時間が2時間程度と短いため、多くのカセットボンベを備蓄しておく必要があることがデメリットです。

【オススメ第1位】ホンダ

オススメのカセットボンベによる非常用発電機は、ホンダが出しているエネポという製品です。定格出力は900VAでカセットボンベ2缶で2.2~1.1時間の発電が可能です。スマートフォンの充電はもちろんのこと、電気ポットや炊飯器なども使うことができます。

【オススメ第2位】YAMAHA

続いてのオススメはYAHAMAの「EF900iSGB2」というカセットボンベによる発電機です。定格出力900VAで連続運転可能時間は約1時間、重量は22kgです。

非常用発電機(ガソリン)

発電量が大きく、長時間使用したい場合は、ガソリンで動く非常用発電機がオススメです。1.6kVA~2.6kVAの出力があれば1,000W~2,000Wの電力を作り出せるので、ほぼ全ての電化製品を使うことができます。ガソリンタイプであれば、1.6kVAの製品も多くありますので、災害時にも安心して電化製品を使うことができます。

ガソリンタイプのデメリットは、燃料であるガソリンの保管や運搬です。ガソリンの保管方法や運搬方法は法律で色々なルールが定められており、それに基づいて保管・運搬しなければなりません。ガソリンは引火しやすいため、カセットボンベなどと比較すると保管や運搬がし難いデメリットがあります。

【オススメ第1位】ホンダ

オススメのガソリンによる非常用発電機は、ホンダの製品です。定格出力が1.8kVAと大容量で、消費電力の大きな家電でも使用することができます。これを1台持っておけば、大きな災害が来たとしても停電を恐れる心配はかなり減ります。完全な防災対策を求める方は是非この製品の購入をご検討下さい。

まとめ

この記事では、災害時の停電に備えて一般家庭で準備しておくべき非常用電源について解説しました。大きな地震が発生した時は、ライフラインが長期間停止するリスクがあります。この様な事態に備えて、予備バッテリーやポータブル電源、非常用発電機を持っておくことはとても重要です。

電気は普段の生活で最も重要なインフラです。ポータブル電源や非常用発電機は高価ではありますが、普段から停電の時のことを想定して、是非購入を検討しましょう。

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